ハトが危険とみなす動物のおもちゃや剥製などを置くことも、ハトを寄せ付けない効果があります。たとえば、ヘビもハトが苦手とする動物の一種ですので、ゴムヘビを置いておくことが、ハトよけにつながってきます。
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なぜゴムヘビが鳩対策に!?
ゴムヘビは100円ショップなどでも販売されていますが、ハト対策として、ゴムヘビを置く効果について、みていきましょう。
ハトにとって苦手な動物
ハトが苦手とする動物は、ネコやカラス、ヘビなどです。苦手な動物が視界に入ってくると、その場所にハトは近寄らなくなるでしょう。
特にヘビは、ハトの卵やヒナにとって天敵となりますので、ハトがヘビを見かけると、この場所に巣を作らないほうがいいと本能的に判断するのです。
しかも、他の動物と違って、ゴムヘビは手軽に安く購入できますし。複数購入しても場所と取りません。
問題点もあり
ハトは、住処となる場所を探す時に、同じ場所を何度も偵察しにくるという習性があります。
そのため、一度天敵がいる、ハトの嫌がる仕掛けがしてあった場所でも、再度訪れて安全性を確認しにくるのです。
これを何度か繰り返しているうちに、ゴムヘビが動かない偽物のヘビであると、見破られてしまうことがあります。
設置方法やおすすめの場所は?
ハトは住処を決めるときに、何度も同じ場所を見に来る性質がありますので、ただゴムヘビを置いておくだけでは十分な対策になりません。
設置場所について
ハトはベランダの手すりなどにまずとまってから、ベランダの中を覗き込んで内部の居心地や安全性を確認します。
そこで、設置する場所はベランダの中で、手すりから見えやすいところに置くのが望ましいでしょう。
工夫が必要
ヘビを見てハトがその場所を危険だと思っても、再度ハトがやってくる可能性大です。その時に、ゴムヘビの位置が変わっていない、動いていないことがわかると、そのヘビが偽物であるとハトにわかってしまいます。
そこで、ゴムヘビを置く位置をこまめに変える、ヘビが動くように仕掛けをしてみるなど、ヘビが本物であるかのようにハトに見せることが大切です。
ハトは、学習能力が高いので、何度かヘビが本物であると認識するようになると、その場所に近寄らなくなってくるでしょう。
まとめ
ハトが天敵とみなすヘビのおもちゃをベランダなどに置いておくことは、安全でしかも手軽にできるハト対策になります。しかし、問題点も出てきますので、他の対策と併用するのがおすすめです。
ハトの習性を理解しよう
ハトは、何度も同じ場所を偵察しますので、何度かその場所の居心地がよくない、危険であると判断させなければいけません。
そのためにも、ゴムヘビだけの対策では不十分だと考えられますので、他の対策を調べて、併用したほうが、ハトよけ効果も高まります。
とまれない場所を作る
ハトはベランダの手すりなどにとまる習性がありますので、その部分に仕掛けをして、ハトをとまらせないようにする対策も、おすすめです。
ハトは手すりなどに一度とまってから、ベランダの中の様子をチェックしますので、釣り糸などを使って、ハトがとまれないようにしてしまうのです。
手すりにとまれなくなってしまったハトは、遠くからベランダの中をチェックすることになりますので、その際にゴムヘビなどが置いてあると、その場所が危険でしかも居心地が悪いと判断するようになるでしょう。
忌避剤との併用
ハト対策のひとつに、ハトが嫌う匂いを発する忌避剤を用いる方法があります。忌避剤にはスプレータイプや固形タイプなどがありますので、それとゴムヘビを併用するのもおすすめです。
忌避剤単体では、ハトよけ効果が不十分なこともありますが、忌避剤と組み合わせることで、ハトがその場所を不快な場所と判断する要因を増やせるようになります。
忌避剤を使った詳しい対策はこちら → 複数の感覚を同時刺激!忌避剤で鳩をよせつけない